誌面がコロナ一色で「これじゃダジャレなんて作れない」と頭を抱えた日も
誌面がコロナ一色で「これじゃダジャレなんて作れない」と頭を抱えた日も

 アエラ名物一行コピー担当の重責を背負ってはや3年目。誌面がコロナ一色で「これじゃダジャレなんて作れない」と頭を抱えた日も。AERA 2020年12月28日-2021年1月4日合併号では、AERA編集部・上栗渾身の2020年版1行コピーをご披露します!

【真剣にダジャレを考える副編集長とM-1王者“銀シャリ”さん】

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※肩書等はいずれも当時

姿消すキジュツ。
●19年12月30日・20年1月6日合併号/大学入学共通テストで導入を予定していた国語と数学の記述式問題が見送りに。英語民間試験活用の中止に続き、大学入試改革は大迷走。

にっコリアいたい。
●1月13日号/日韓関係が史上最悪と言われる中、両首脳が会談。目立った進展はなく、溝の深さばかりが際立つ結果となった。

ゴーン is gone.
●1月20日号/日産自動車のカルロス・ゴーン前会長がレバノンに逃亡。元グリーンベレー隊員が協力し、楽器ケースに身を隠すというスパイ映画まがいの荒業に世界が驚いた。

弟はつらいよ。
●1月27日号/英王室ヘンリー王子メーガン妃とともに王室を離脱。次男ならではの自由さが注目された。「皇嗣」となった秋篠宮さまもきっとうらやんでいる?

変わらぬマコころ。
●2月3日号/秋篠宮家長女の眞子さま歌会始で「望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな」との歌を披露。互いを太陽と月に例えた小室圭さんへの変わらぬ思いをこめた、と話題に。

来たーQUEEN♪
●2月10日号/大ヒットした映画「ボヘミアン・ラプソディ」の余韻がさめやらぬ中、QUEENが来日。まさしく「ダイナマイト with レーザービーム」な輝きでした。

ダイジョーブダジェッジ!
●2月17日号/大統領選の口火を切るアイオワ州の民主党党員集会で38歳のブダジェッジ氏がトップに。「若すぎる」との不安を吹き飛ばしたが、後に選挙戦から撤退した。

カツヤく、忘れない。
●2月24日号/選手、監督として長年プロ野球界を引っ張った野村克也さんが、妻・沙知代さんの後を追うように死去。84歳だった。

猛威が止まランナー。
●3月2日号/全速力で感染を広げる新型コロナのスピードに政府の対策は後手後手。出番を心待ちにする聖火リレーのランナーたちにも「大丈夫か」と不安が広がった。

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