コロナで留学が延期に…喪失感は周囲と話す「心配ネットワーク」を大事にして しいたけ.さんがアドバイス (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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コロナで留学が延期に…喪失感は周囲と話す「心配ネットワーク」を大事にして しいたけ.さんがアドバイス

連載「午後3時のしいたけ.相談室」

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しいたけ.AERA#しいたけ.
占師、作家 しいたけ.

占師、作家 しいたけ.

※写真はイメージ(gettyimages)

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 AERAの連載「午後3時のしいたけ.相談室」では、話題の占師であり作家のしいたけ.さんが読者からの相談に回答。しいたけ.さんの独特な語り口でアドバイスをお届けします。

【絵でわかる】しいたけ.流“タイプ別トラブル回避法”
*  *  *
Q:この春に5年間勤めた職場をやめ、11月にカナダへワーキングホリデーに旅立つ予定でしたが、コロナの影響で延期中です。この1年、仕事に英会話にと、忙しく過ごしてきましたが、近頃はやる気も出ません。友人たちは結婚して子どもを産み大人になっていくのに、自分だけ置いていかれている感じがします。(女性/無職/29歳/おひつじ座)

A:はじめに「コロナという現象が大きく変えたもの」についての話をしたいと思います。コロナ前まで、日本だけではなく世界の兆候として、先進国にはいわゆる「自分軸キャリア」がありました。終身雇用制がなくなって、自分で資格を取ったり人脈を広げたり、副業もして、何があっても生きていけるようにしましょうって。社会の兆候がサバイバルに近づいていって、どこでも自分一人で生きていけることがよしとされてきた。

 でも、コロナで大きな中断が生まれました。「コロナが変えたもの」というと、今は悲劇の部分だけが目立っていますが、これから先は違う主軸が出てくるような気もしています。その一つが僕は「横のネットワーク」だと思っています。これは「みなはどうですか」と聞くネットワークです。「あなたはどうですか? みなはどうしてます?」と聞く。心配ネットワークと言ってもいいかもしれません。

 コロナ前までは自分のことは自分でやって、勝ち残っていくというやり方でした。でも、一人で勝ち続けたとしても、コロナみたいな社会の変動が起きたら、無に帰す可能性やリスクが見えてきてしまった。理想主義だけでなく、現実主義的に助け合わないとやっていけない社会になったと思うんですね。愚痴も含めて「みなはどうですか」と聞いて、誰かを気にかけること自体が助け合いです。


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