黒人でアジア系、「初」だらけの副大統領候補にリベラル熱狂 民主党カマラ・ハリス氏の人物像とは (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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黒人でアジア系、「初」だらけの副大統領候補にリベラル熱狂 民主党カマラ・ハリス氏の人物像とは

津山恵子AERA
米大統領選の民主党候補のバイデン前副大統領に、副大統領候補に選ばれたカマラ・ハリス上院議員/8月12日、デラウェア州ウィルミントンで(写真:ワシントン・ポスト/getty images)

米大統領選の民主党候補のバイデン前副大統領に、副大統領候補に選ばれたカマラ・ハリス上院議員/8月12日、デラウェア州ウィルミントンで(写真:ワシントン・ポスト/getty images)

 ロースクールを修(お)えてカリフォルニア州弁護士協会に入ると、サンフランシスコ市地方検察局に就職。2003年選挙でそのトップの地方検事に当選する。米紙ニューヨーク・タイムズによると、彼女にとって初めてだったこの選挙では、スーパーマーケットの駐車場で、テーブル代わりにアイロン台を広げ、選挙戦を繰り広げた。

 その後、カリフォルニア州司法長官に就任し地元の票を固め、16年、上院議員に当選した。黒人女性で2人目、南アジア系で初の上院議員となる。1年生議員ながら、副大統領候補に指名された。くしくも、バラク・オバマ前大統領が、大統領候補となり当選を果たしたのも上院議員1期目だった。彼女の「抜擢(ばってき)」には、オバマ氏が登場した時のフレッシュさが重なる。

「この4年間でこんなに素敵なことはなかった」

 ハリス氏の名が副大統領候補として発表された際、テレビドラマ女優ジェニーバ・カー氏は、興奮して筆者にメッセージを送ってきた。16年大統領選では、ヒラリー・クリントン民主党候補(元国務長官)の電話センターに詰めて選挙戦を支援したが、ドナルド・トランプ共和党候補(当時)が当選し、打ちのめされた。彼女のようなリベラル派の有権者は、ハリス氏の登場に熱狂している。(ジャーナリスト・津山恵子<ニューヨーク>)

AERA 2020年8月31日号より抜粋


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