浜辺:もっと“初めて”をなくしていきたい。“初めて”が遅くなると、もともと腰が重いのにもっと重くなっちゃいそうで。なるべくいろんなことに挑戦したい。例えば、いつか一人旅がしてみたいです。

 少し前に、「私たちはどうかしている」で金沢ロケがあったんですけど、その時、初めて両親と弟を現場に呼んだんです。いままでは自分の中で「まだ呼べないな、もう少しちゃんとしてから呼ぼう」っていう気持ちがあって。いま素直に「呼びたい」と思えたことは、大きな変化だと思います。

 20歳の1年間の目標は、「飛躍」だ。自分の希望は日ごろから周囲に伝えるようにしている。

浜辺:スケジュールを考えずにポンポン言ってしまうところはあるんですけど、「やりたい」っていう気持ちは伝えておいて損はないと思うので。怖いもの知らずでいいから、もうちょっと突っ走って、もっともっと高く飛んでいきたいと思います。

(編集部・藤井直樹)

AERA 2020年6月29日号