レゲエグループ「湘南乃風」のメンバーとして活躍しながら、最近はテレビ、CM出演、講演会など個人での活動も多いSHOCK EYE(ショックアイ)さん。近著『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている運気アップの習慣』(講談社刊)も話題です。強運の持ち主と言われるだけでなく、ご自身の習慣や考え方にも注目が集まっているSHOCK EYEさんに、この自粛期間中の子育てについてお聞きしました。

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 先日、小5になった長男が3カ月ぶりに登校をしました。

 この休校期間中に足のサイズも大きくなって、新品の上履きを用意していたんですけど、突然、5歳の次男が長男の上履きに名前を書いてあげたい、と言いだしたんです。

「お兄ちゃん何て言うかな?」と気になって見ていたら、長男は快くオッケー。「え?いいの?」とこっちがビックリして(笑)。次男は覚えたてのひらがなを長男の上履きに大胆に書いて。そして、猫とキリンと恐竜の絵まで描いた。それを黙って許している長男を見て、「お兄ちゃんすげえなー!かっこいいなー」とこちらが感心してしまいました。
 
 この3カ月間、ほぼ毎日子供と一緒に過ごして、こんなふうに子供のちょっとした行動や成長に気づくことができたのはうれしいことでしたね。
今までは、基本的に僕の役割は仕事が空いたときに子どもと一緒に遊ぶこと。あまり叱ることもなかったし、いってみれば「子育てのいいとこ取り」をしていたと思う。

 それがずっと一緒にいると、もちろんイライラすることもあるし、叱る場面も増えた。でも叱ることひとつでも実は難しくて。

 もともと友達みたいな関係だったから、ちょっとキツく言っても響かなかったりする。とはいえ、強い言い方をしてしまったときは、「ちょっと頭ごなしに言い過ぎたかな?」と思ってしまったり。そんなときは、冷静になってから「さっきの話なんだけどさ……」と仕切り直しをしたり、「さっきは言い方が悪かったね」と謝るようにしています。

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AERA編集部
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