■キリン命名権に100万円 (2020年3月23日 栃木県)

 宇都宮市の宇都宮動物園が、1月17日に生まれたメスの赤ちゃんキリンに名前をつける権利を売り出した。最低1万円から募り、49人が応募した。

 入札の最高額は123 万円と、想定外の高額で、園側もビックリ。100 万円以上は4人いたが、命名への思いなどを考慮して、「はるか」という名前を挙げて100万円で入札した栃木県内の夫婦が落札した。春に向かう時期に生まれたことにちなんだという。

 命名権による収入はキリンの父親「ハツカ」のために使われる。ハツカは現在27歳で、人間でいえば80歳以上。体力維持のため、新しいえさやサプリメントの購入、飼育施設の改善にあてるという。

“親孝行”の「はるか」の成長が楽しみだね。

※月刊ジュニアエラ 2020年6月号より

ジュニアエラ 2020年 06 月号 [雑誌]

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AERA編集部
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