ホタルイカが「ホタルイカモドキ科」ってなぜ!? 実は「ニセ」もいる謎ファミリー (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ホタルイカが「ホタルイカモドキ科」ってなぜ!? 実は「ニセ」もいる謎ファミリー

連載「お魚ビッくらポン」

岡本浩之AERA#AERAオンライン限定
今が旬のホタルイカを柚子しょうゆ漬けにしたお寿司

今が旬のホタルイカを柚子しょうゆ漬けにしたお寿司

 実はそれよりもずっと前、ヨーロッパでも光るイカが発見されていました。そしてそのイカがホタルイカモドキに近い種類だったことから、生物の分類はヨーロッパを基準とするというルールに従って、ホタルイカモドキの方が上位に位置づけられることになってしまったんです。

 そしてその後1987年にまた新たに光るイカが発見されましたが、そのイカは従来の2種類とは違うということから、「ニセホタルイカ」と命名されたんです。

 ということで、現在は、ホタルイカモドキ科の中に、ホタルイカモドキ属、ホタルイカ属、ニセホタルイカ属があるという、なんともややこしい状況になっているんです。

 それぞれのホタルイカモドキ科のイカですが、大きさも見た目もとてもよく似ていて、我々が見ただけではまず見分けがつきません。ホタルイカ漁の網に、たまにホタルイカモドキが混じるようですが、味も風貌もほとんど変わらないので、気づかずそのまま流通していることが多いようです。やはり日本におけるマジョリティーは、ホタルイカなんですね。

 一方、ニセホタルイカは非常に希少なので目にすることはまずないようです。

 くら寿司でも現在、ホタルイカの柚子醤油漬けのお寿司を販売しています。今が旬の味をぜひ堪能してみてください。

※AERAオンライン限定記事

○岡本浩之(おかもと・ひろゆき)
1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、2018年12月から「くら寿司株式会社」広報担当、2019年11月から、執行役員 広報宣伝IR本部 本部長


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岡本浩之

おかもと・ひろゆき/1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、2018年12月から「くら寿司株式会社」広報担当、2021年1月から取締役 広報宣伝IR本部 本部長。

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