AIの進出が生み出す、空前の大失業時代【ぐっちーさんの遺作から名作トップ10】 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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AIの進出が生み出す、空前の大失業時代【ぐっちーさんの遺作から名作トップ10】

連載「ここだけの話」

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ぐっちーさん/1960年東京生まれ。モルガン・スタンレーなどを経て、投資会社でM&Aなどを手がける。本連載を加筆・再構成した『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件』が発売中

ぐっちーさん/1960年東京生まれ。モルガン・スタンレーなどを経て、投資会社でM&Aなどを手がける。本連載を加筆・再構成した『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件』が発売中

 米国では失業者が戦後まれなレベルで減少しています。労働力が不足すれば、賃金を上げて労働者を確保するしか解決策はないはずなのに、現実は全くと言っていいほど上昇していません。年間物価上昇率とトントンといったところです。一体何が起きているのか。答えはAIの進出以外にありません。業務が増えても、企業が「AIでカバーできる」と判断すれば、賃金を上げて人を確保する必要はありません。社会全体でみると賃金が上がらないことはメークセンスですね。

 産業革命にせよ、フォード方式の大量生産にせよ、影響を受けたのは農業従事者だったり、工場労働者だったりという社会の一部でした。ですが今回の変化(「AI革命」と呼んでいいかどうかはわかりませんが)では社会のあらゆるレベルが影響を受け、人類が経験をしたことのない大失業時代を目前にしている、という現実があるのです。

※AERA 2018年8月27日号


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ぐっちーさん/1960年東京生まれ。モルガン・スタンレーなどを経て、投資会社でM&Aなどを手がける。本連載を加筆・再構成した『ぐっちーさんの政府も日銀も知らない経済復活の条件』が発売中

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