人と打ち解けることや、頼むのが苦手な人は、心の中で「協力してもらえませんか?」と言い続けてみるといいです。そうすると実際に「私はこの部分が苦手なんですが、協力していただけますか」と言える。例えば駅で重い荷物を持って階段で上らなければいけないとき。「荷物運ぶの協力してもらえませんか」と頼んでも、そこまで不快感を示す人はいないと思います。助けたほうも爽やかな気持ちになれる。「協力してもらえませんか」って、言われるほうも結構嬉しいんですよね。
さそり座が新しいスタートを切るときは、自分が「お母さん」になれる場所を大事にするといいですね。母性を発揮できる場所を。さそり座は誰かが持っている弱さに反応できる人たち。ぜひ「余計なお節介活動」をしてください。
例えば僕はスーパーで、賞味期限間近の卵とかを選びたくなるんです。「俺が見捨てたら誰が買うんだ」って。そういう助け合い運動は、自己満足かもしれないけど、運がよくなると信じています。
※AERA 2020年2月10日号