Zeebra(ジブラ)/東京を代表するヒップホップ・アクティビスト。ヒップホップ専門ネットラジオ局「WREP」では生放送「LUNCHTIME BREAKS」(平日12~14時)のMCを、テレビ朝日「フリースタイルダンジョン」(毎週火曜日深夜1時26分~)ではオーガナイザー兼メインMCを務める。2月21日(金)、京都のCLUB「Chambers」でDJ出演が決定(撮影/品田裕美)
Zeebra(ジブラ)/東京を代表するヒップホップ・アクティビスト。ヒップホップ専門ネットラジオ局「WREP」では生放送「LUNCHTIME BREAKS」(平日12~14時)のMCを、テレビ朝日「フリースタイルダンジョン」(毎週火曜日深夜1時26分~)ではオーガナイザー兼メインMCを務める。2月21日(金)、京都のCLUB「Chambers」でDJ出演が決定(撮影/品田裕美)
リンゴ/ヨーロッパでは遅くとも8千年前から食用にされていたとみられ、日本では明治時代から栽培開始。リンゴ酸、クエン酸など疲労回復に役立つ有機酸が豊富なほか、食物繊維のペクチンやポリフェノールも豊富。食物繊維は皮に多いので、皮ごと食べるようにしたい。切ると茶色に変色するのは、果肉のポリフェノールが酸化するため。しばらく食塩水かレモン水に漬けると変色を防げる(撮影/写真部・松永卓也)
リンゴ/ヨーロッパでは遅くとも8千年前から食用にされていたとみられ、日本では明治時代から栽培開始。リンゴ酸、クエン酸など疲労回復に役立つ有機酸が豊富なほか、食物繊維のペクチンやポリフェノールも豊富。食物繊維は皮に多いので、皮ごと食べるようにしたい。切ると茶色に変色するのは、果肉のポリフェノールが酸化するため。しばらく食塩水かレモン水に漬けると変色を防げる(撮影/写真部・松永卓也)

 ヒップホップ・アクティビストのZeebraさんが「AERA」で連載する「多彩な野菜」をお届けします。1997年のソロデビューからトップとしてシーンを牽引し続け、ジャンルや世代を超えて多くの支持を得ているZeebraさん。旬の野菜を切り口に、友人や家族との交流、音楽作りなど様々なエピソードを語ります。

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 真赤な林檎を頬ばる
 ネイビーブルーのTシャツ♪

「年下の男の子」です。大好きだったんです、キャンディーズ。この曲はたぶん幼稚園ぐらいだった気がします。自分が年下の男の子だから、実際にネイビーブルーのTシャツ着て、リンゴかじってたらどこかからキャンディーズが見てくれるんじゃないかって。「キャンディーズを落とすならリンゴだ!」って思ってたんです。

 最初は美樹ちゃん推しだったんですけど、すぐに蘭ちゃんに「推し変」して、それからずっと蘭ちゃんが好きです。幼稚園の頃からなんとか会いたいと画策しているのに、いまだに一度もお目にかかったことがない。すごく会いたいですけど、今や水谷豊さんの奥さんですよね。もし失礼があったら厳しく捜査されそうだなぁ。

 冒頭の歌詞、改めて見ると同じ譜割りで、ケツは韻を踏ませている。これはビートルズなんかもやってるセオリーです。こういう曲は、向こうの音楽を聴いてらっしゃる作詞家さんだな、って感じます。「飛んでイスタンブール、うらまないのがルール」とかね。

AERA 2020年2月10日号

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Zeebra

Zeebra

Zeebra(ジブラ)/東京を代表するヒップホップ・アクティビスト。1997年のソロデビューからトップとしてシーンを牽引し続ける行動力は他に類を見ない存在で、ジャンルや世代を超えて多くの支持を得ている。

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