エコ意識からベジタリアンになった大学生 それでも肉を出されたら食べるワケ (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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エコ意識からベジタリアンになった大学生 それでも肉を出されたら食べるワケ

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小柳暁子AERA
※写真はイメージ(gettyimages)

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エコ効果が高いのはどれ?(AERA 2020年2月3日号より)

エコ効果が高いのはどれ?(AERA 2020年2月3日号より)

 国連食糧農業機関(FAO)によると、世界の畜産業全体から排出される温室効果ガスはCO2換算で年間7.1ギガトン、世界の排出量の14.5%に相当する。

 国際関係学を学んでいる大学3年生の戸田温さん(21)は、CO2やメタンガスなどの温室効果ガスを減らすために、ベジタリアンになった。もともとはお肉大好き。しかしトゥンベリさんの存在を知り、何かできることはないかと調べ、「肉を食べない」という選択肢を知った。

「同じ人類の課題として、私も何かしなければと思いました」

 菜食生活は8カ月目。コンビニや外食だと、何かしら肉が含まれているために自炊をする。ところが年末、戸田さんが実家に帰省すると、肉が出てきた。その時は「フードロスになるから」と割り切り、食べることにした。

 前出の橋本さんはこう言う。

「肉を食べない、食べる量を減らすという選択肢もありますが、出されたものを食べ残さないことが一番重要です」

 食料は生産時はもちろん、運搬や保存の際にもエネルギーを必要とする。食べ残しはそのすべてを無駄にするうえ、ごみの処理のためにさらなるエネルギーを消費する。

 日本の食料消費量の3割にあたる約2800万トンが、毎年廃棄されている。このうち、売れ残りや食べ残しなど、本来食べられたはずの、いわゆる「食品ロス」は643万トンに上る。

 自治体の廃棄物処理計画を多数手がけてきたダイナックス都市環境研究所の山本耕平会長(64)も、食品ロスは大きな問題だと語る。

「買い物に行く前には冷蔵庫の中をチェックして同じものを買わないようにする。スーパーで賞味期限が近い陳列の手前のものから買う。そんな当たり前の行動も、食品ロスの削減につながります」

 製造から消費までの流れは、短ければ短いほどエネルギーがかからない。だから、地産地消が理想だ。さらに、ハウス栽培は露地栽培に比べ、エネルギーが多く使われている。旬の野菜を購入することも、CO2削減につながる。(編集部・小柳暁子)

AERA 2020年2月3日号より抜粋


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