※写真はイメージ(gettyimages)
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 下積みの長さやSixTONESとの2組同時デビューが話題になったアイドルグループ、Snow ManがAERAに登場。メンバーそれぞれが現在の率直な思いを語った。AERA 2020年1月20日号から。

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 アイドルグループSnow Manは、1月22日、“ジャニーズ初”の記録づくしのデビューを飾る。

 SixTONESとの2組同時デビューもそのひとつだが、グループ内の年齢差は11歳、メンバーの深澤辰哉と阿部亮平のジャニーズJr.歴は15年、27歳8カ月の深澤も24.6歳という平均年齢もいずれもデビュー時最年長……。

 2019年1月にラウール、向井康二、目黒蓮の3人が加わって現行の9人体制になった。それ以前は6年以上、ダンスやアクロバットに特化した職人肌の6人で活動していた。舞台の主演経験はあったものの、バックダンサーをつとめることが多く、逡巡も挫折も多くあっただろうことは想像にかたくない。

 9人の個性は異なる。20年の個人の目標も、最年少16歳のラウールの「海外のファッション媒体のモデルをやりたい」という国際的なものから、「アクション系の作品に出たい」(岩本照)、「芝居に挑戦したい」(目黒)、「時代劇に出演したい」(宮舘涼太)、「役のために車の免許を取る」(深澤)と俳優の仕事に絡んだものや、趣味を生かした「アニメの声優をやりたい」(佐久間大介)や「カメラマンとしてSnow Manの写真集を出したい」(向井)、資格を味方にした「気象予報士としてレギュラーをもちたい」(阿部)のほか、「美肌をとことん追究したい」(渡辺翔太)という変わりダネまで、実にさまざまだ。

 その多彩さこそ、彼らの武器だ。9人は個性を尊重しあったうえでグループ愛を育んできた。

「次につなげるためにも、多くの人の印象に残るグループになりたい」

 そう岩本は話す。彼らはいま、真っすぐ前を向いている。(ライター・早川あゆみ)

AERA 2020年1月20日号