飲み物は温かいものを。酒が好きならウイスキーかブランデー、赤ワインを適量。小腹がすいたら原始人が木の実を食べるごとく、アーモンドを数粒。

 大切なのは、まず体を温める成分。カプサイシン(唐辛子)、硫化アリル(ネギ、玉ねぎ、ニンニク、ニラ)、ショウガオール、ビタミンEなどだ。代謝アップに直結するアミノ酸も重要。肉、魚のリジン、シジミやホタテのアラニン、チーズやゼラチンのプロリン、大豆や落花生のアルギニンなどだ。

 3カ月間の効果は試せなかったが、編集部員・中島が原始人ダイエットと1日1回1分の腹筋、毎日の湯船につかる風呂を1カ月続けたところ、3.2キロ減。体のだるさが取れ、寝覚めもよいという。

 一方の副編集長・上栗は、生来のせっかちさで短期決戦を希望し、1週間の「代謝アップスープダイエット」に挑戦したところ、なんと6.3キロの大幅減。(ライター・向井翔太、ジャーナリスト・安住拓哉)

※「代謝アップスープダイエット」の記事はこちら
肉も米もOKなのに1週間で6キロ減 驚異の「脂肪燃焼スープ」の実力

AERA 2020年1月13日号より抜粋

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安住拓哉

安住拓哉

出版社勤務を経て2021年に独立。経済関連記事全般が得意。取材・執筆歴20年以上。雑誌の取材記事の他、単行本のライティングも数多く手掛ける。

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