スマホで注文できる店舗も(写真/筆者提供)
スマホで注文できる店舗も(写真/筆者提供)
スマホ画面に表示され、わかりやすい!(写真/筆者提供)
スマホ画面に表示され、わかりやすい!(写真/筆者提供)
ビッくらポン(写真/筆者提供)
ビッくらポン(写真/筆者提供)

 最近、このコラムを読んでいただいている方からたまに、タイトルの「びっくらポン」ってどんな意味ですか?と聞かれることがあります。そのたびに、まだまだ広報活動が足りないんやなぁと反省しているわけですが……。

 ご存じない方のために簡単に説明すると、「ビッくらポン」は2000年に導入したくら寿司独自のシステムで、お寿司のお皿をテーブル脇の投入口に入れると、お皿の枚数が自動でカウントされます。5皿入れると、注文用のタッチパネルにゲームが表示され、当たりが出ると素敵な景品がもらえる仕掛けです。

 ちなみに、投入口に入れたお皿って、その後どうなってるんだろう?と気になったことがある方はいませんか?

 くら寿司のお店では、1996年から「水回収システム」を導入しています。投入されたお皿は、レーンの下を流れる水流によって洗い場まで運ばれていくんです。店員がお皿を数えたり、食べ終わったお皿を片付けたりする必要がないだけでなく、「お皿をテーブルに積み上げているのを他の人に見られるのは恥ずかしい」というお客様の声にも配慮して考案されました。

 本題に戻りましょう。「ビッくらポン」の景品は、当初はオリジナルのフィギュアなどで、割引券や現金などを景品として提供していたこともあります。最近はさまざまなキャラクターとのコラボが人気です。今年もこれまでに、名探偵コナンやワンピースなどの人気アニメとコラボしました。現在は12月20日公開のスターウォーズとコラボしています。

 さて、「ビッくらポン」についてよく聞かれることが二つあります。

 一つは、「デザートなどのサイドメニューでもゲームができるようにしてほしい」ということ。もう一つは、「全然当たらないんだけど、何かコツはあるの?」ということです。今日はこの両方について、私から耳寄りな情報をお届けしたいと思います!

 まず、「サイドメニューでもゲームができるようにしてほしい」という要望についてです。たしかに、ラーメンやうどんの丼やパフェの器はテーブルの投入口に入れられないので、ビッくらポンの対象外でした。

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岡本浩之

岡本浩之

おかもと・ひろゆき/1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、2018年12月から「くら寿司株式会社」広報担当、2021年1月から取締役 広報宣伝IR本部 本部長。

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