肉をやめたラッパー・Zeebraが六本木で「絶品ステーキ」にして食べる野菜

　ヒップホップ・アクティビストのZeebraさんが「AERA」で連載する「多彩な野菜」をお届けします。1997年のソロデビューからトップとしてシーンを牽引し続け、ジャンルや世代を超えて多くの支持を得ているZeebraさん。旬の野菜を切り口に、友人や家族との交流、音楽作りなど様々なエピソードを語ります。

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　長芋って不思議なんです。すり下ろしてとろろにすると、ネバネバ。そのまま食べるとシャリシャリ。漬物にすると、ちょっとサクサクに近付く。とろろを焼いちゃうと、ふんわりホクホク。調理の仕方で食感が全く違います。

　中でも大好きなのは、漬物です。確実に、好きな漬物のトップ3には入ります。下手をすると1位ですね。お酒にも合うしご飯にも合うし。ゆずとわさびの風味のやつとか、本当にうまい。京都のお土産として買ってきたはずなのに、自分一人で全部食べちゃったりします。

　もちろん、とろろも好きで、一時期は毎日のように「冷やしとろろ納豆ソバ」を食べていました。元々、芋が全体的に好きで、ネバネバ系も好きですから、とろろが好きなのは当然なんです。でも、焼いたホクホク状態もいいですよね。六本木にある行きつけのお店「一億」のとろろステーキ、うまいんですよ。個人的には、ネバネバとホクホクの中間ぐらいで止められないかな、って思います。それをご飯にかけたりしたら、すごくうまそうな気がするんだけどなあ。やってみようかな。

※AERA　2019年12月23日号

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Zeebra

Zeebra（ジブラ）／東京を代表するヒップホップ・アクティビスト。1997年のソロデビューからトップとしてシーンを牽引し続ける行動力は他に類を見ない存在で、ジャンルや世代を超えて多くの支持を得ている。

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