写真:TBS提供
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 ドラマ「グランメゾン東京」で玉森裕太さんが演じるのは、木村拓哉さん演じるシェフの後輩にあたるシェフ。事務所の先輩でもある木村さんとの初共演は、玉森さんにとって学ぶことだらけだという。AERA 2019年11月4日号に掲載された記事を紹介する。

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 ドラマ「グランメゾン東京」は、木村拓哉さん演じるフレンチシェフが、世界最高のレストランを作るために奮闘する物語だ。玉森さんは木村さん演じる尾花夏樹(おばな・なつき)の後輩シェフ役に挑む。

──このドラマへの参加が決まったときの率直な感想は?

 木村さんとは初共演ですし、ドラマの中でも先輩、後輩という関係性なので緊張もありつつ、楽しみでした。

──玉森さん演じる平古祥平(ひらこ・しょうへい)はどういう人物でしょう。

 尾花さんに憧れて、フランスの店で見習いとして働いていたんですけど、ある事件をきっかけに日本に戻ってきて。今はホテルの料理長としてビュッフェを任されているんですが、充実感がなく、物足りなさを感じながら料理をしている……そんな人です。現段階ではイライラしたりムッとしたりしていることが多い。尾花に対しても、尊敬はしているのだけれど、イヤだなと思う部分がたくさんある。ドラマの最初のころは「クズ」呼ばわりしてるくらい。でも回を重ねるごとに気持ちが変化していきます。感情の動きも多いし、難しい役だなと思いました。

──物語の上では複雑な関係性ですが、リアルな先輩として木村さんに対する思いは?

“本物のスター”という印象です。小さい頃からずっと見てきましたから。僕ですか? 木村さんに比べたら、チリみたいなものです(笑)。すべてにおいて尊敬してます。今のところ、一緒のシーンはそれほど撮ってないので、ちょこちょこ雑談させてもらうくらいですが。木村さんは現場に入るのもすごく早くて、常にいい緊張感で現場を引っ張ってくださって……見習いたいというか、学ぶことだらけですね。チラチラ見てます、ずっと(笑)。

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