スクワティポティーの使用イメージ。高さは18センチほどで、使わないときは便座の下に収納できる。2980円(税込み)(撮影/写真部・張溢文)
スクワティポティーの使用イメージ。高さは18センチほどで、使わないときは便座の下に収納できる。2980円(税込み)(撮影/写真部・張溢文)
おすすめ腸ヨガ(AERA 2019年10月28日号より)
おすすめ腸ヨガ(AERA 2019年10月28日号より)
今日からできる!腸活習慣6カ条(AERA 2019年10月28日号より)
今日からできる!腸活習慣6カ条(AERA 2019年10月28日号より)

 腸内環境の改善には、食習慣の改善がテッパンとはいえ、一朝一夕で結果が出るものではない。「そんなに気長に待てない」「効果を体感したい」というせっかちな編集部員たちが、手軽に生活に取り入れられるイージーな腸トレ法を、体を張って探してみた。AERA 2019年10月28日号から。

【イラストで見る】おすすめ腸ヨガのポーズ

*  *  *

 企画に参加した4人の編集部員は、事前にヘルスケアシステムズの腸内環境検査キット「腸活チェック」を使って検査。その後、それぞれ1週間の“超短期”腸トレに取り組んだ。

「腸内環境を変えるには、2~4週間が一つの目安。悪くなるのはすぐですが、よくなるにはある程度続ける必要があります」

 と同社研究開発部部長の石川大仁さんは心配顔だが、結果はいかに。

 まず、目覚ましい体重減があったのが、男性部員(46)。朝起きぬけの水を飲むことと、藤田紘一郎医師おすすめの酢キャベツを食べただけで、1週間で110キロから106キロと、4キロも減った。食べた酢キャベツは、1日1回100グラム。家で食事するときに一品加えるだけなので、続けやすかったという。

「一度作ると1週間もつので、手軽に感じました。和にも洋にも合って、漬物やピクルスを食べる感覚でした」(男性部員)

 一方、「1日で便が変わった」というのは女性部員(41)。朝起きぬけの水、腸ヨガなどの腸トレに励んだ。腸ヨガにはぜん動運動など腸の動きを整え、老廃物をきっちり排泄できる体作りに効果があるという。

 全国にホットヨガスタジオを展開するLAVAでは、これまで度々「腸」をテーマにしたヨガクラスを開催してきた。今回は、LAVAのトップインストラクター・横田佳代子さんに「腸に効くヨガ」を監修してもらった。横田さんがおすすめするのはズバリ、「ネコ・トラ・ワニのポーズを、朝と寝る前に1セットずつ」。

 それぞれのポーズには、腸の位置を整えたり、腸の働きを促進したりする効果がある。

著者プロフィールを見る
小長光哲郎

小長光哲郎

ライター/AERA編集部 1966年、福岡県北九州市生まれ。月刊誌などの編集者を経て、2019年よりAERA編集部

小長光哲郎の記事一覧はこちら
次のページ