カープファンになって仕事も生活も変わった 40代女性の活力になる趣味とは… (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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カープファンになって仕事も生活も変わった 40代女性の活力になる趣味とは…

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古谷ゆう子AERA
【応援を通して、自分も解放される】日本生命の中林ルミさん(前列右から3人目)は、関東で広島カープの試合があれば、球場にも足を運ぶ。昨年は15回以上、今シーズンも既に7回は球場で至福のひと時を過ごしている(写真:本人提供)

【応援を通して、自分も解放される】日本生命の中林ルミさん(前列右から3人目)は、関東で広島カープの試合があれば、球場にも足を運ぶ。昨年は15回以上、今シーズンも既に7回は球場で至福のひと時を過ごしている(写真:本人提供)

【自然のなかで過ごして心身健康に】「庭いじりの時間は、瞑想をしているかのよう」とハコスコの太田良恵子さん。心身健康に過ごすことの大切さを再確認したことでブレインヘルスの事業「GoodBrain」も展開中(撮影/古谷ゆう子)

【自然のなかで過ごして心身健康に】「庭いじりの時間は、瞑想をしているかのよう」とハコスコの太田良恵子さん。心身健康に過ごすことの大切さを再確認したことでブレインヘルスの事業「GoodBrain」も展開中(撮影/古谷ゆう子)

自分時間を楽しむ5カ条(AERA 2019年9月16日号より)

自分時間を楽しむ5カ条(AERA 2019年9月16日号より)

 大人になってからハマる趣味がある。そんな趣味が、仕事や家庭で忙しい女性たちのパワーになっている。

「30代の頃はコンプレックスばかりで、MBAがないとダメ、英語が堪能でなければ社会人失格とさえ思っていた。けれど、40代後半になりそうした承認欲求が一切なくなりました」

 そう話すのは、VRビジネスを展開するハコスコ取締役COOの太田良恵子さん(48)。44歳のときに、夫とともに静岡・熱海の山奥に一軒家を買い、リモートで働きながら仕事の合間を縫って庭いじりに没頭している。人生の折り返し地点を過ぎ「もし来月死んでしまうとしたら、何ができていれば満足して死ねるだろう」と考えたときに思い浮かんだのが、「畑仕事ができる家」に住むことだったのだ。

 朝起きて、裏山を20分かけて1周する。鳥のさえずりを聞きながら、オンライン会議に参加する。煮詰まったな、と感じたら庭に出て草むしりをしたり、剪定をしたり。わずか5分手を入れるだけで、見た目が変わる。そこに達成感があり、最高の気分転換となる。働き方を変える前、終電まで働き続けた40代前半までの日々からは、考えられない生活だ。

「自分に許された時間だな、と感じています。40代だからこそ、これまで頑張って働いてきたし精一杯やり切った、という気持ちもある。庭いじりなんて、スキルとして履歴書に書けるわけでもないのに(笑)」

 引っ越した当初は小さな頃から憧れていた畑仕事をしようと、家の裏に畑をつくりトマトや葉物野菜などを植えてみた。だが、土壌の悪条件などが重なり失敗に終わった。

「でも一回やってみたら満足できた。大切なのは『やった』という充実感なのかもしれません」

(ライター・古谷ゆう子)

AERA 2019年9月16日号より抜粋


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