なぜ日本のIT業界には女性が少ないのか? 女子中高生への新たな試み

連載「61歳の新入社員 元校長のプログラミング教育奮闘記」

AERA#福田晴一
「Technovation Girls」に参加した中高生たちとサポートスタッフが日本で行った成果報告会(写真提供/田中さん)
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「Technovation Girls」に参加した中高...

 61歳で公立小学校の校長を定年退職した福田晴一さんが「新入社員」として入社したのはIT業界だった! 転職のキーワードは「プログラミング教育」。全国を教員研修で回っているうちに63歳となった。今回は「女子中高生」に向けたプログラミング普及活動をしている方を紹介したい。

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 年々整備される空調設備の普及も相まって、夏休みが短縮されている傾向にあるが、多くの学校は今週末まで夏休み、来週から新学期を迎えるのではないだろうか。小中学生の子がいる家庭では、佳境となった夏休みの宿題に追われている親御さんも多いことだろう。

 夏休みにはさまざまな体験教室が開催されたと思うが、とくに今年は「夏休みプログラミング体験教室」というチラシやポスターが目に飛び込んできた。自分がこの仕事についたせいもあると思うが、やはり来年度から全面実施となる「小学校プログラミング教育必修化」に向けて、機運は高まっていると感じる。

 今回は、このようなトレンドの中、弊法人「みんなのコード」に勤務する女性社員の活動を紹介したい。

 前回の原稿にも書いたが、日本ではまだ女性のIT人材が少ない。小学校で教えている限りでは男女の性差による能力差は感じられなかったので、成長段階のどこかで女性の進出が閉ざされてしまっていると思われる。そのひとつに、日本の大学の文系・理系をはっきり分けてしまう教育制度にあるのではないか、ということは前回も述べた。

 では中・高校生はどうなのだろうか?

 わが若き同僚、田中沙弥果さん(通称アイヴィーさん)はここに問題を定めた。彼女は以前から中高生向けのプログラミングコンテストで女子の参加数が圧倒的に少ないことを危惧していた。そこで、「みんなのコード」に週の半分勤務しながら、女子中高生に向けたプログラミングやスタートアップ体験を普及するための一般社団法人Waffle(https://waffle-waffle.org/)を今年の夏に立ち上げたのだ(このあたりのフットワークの軽さ、実行力はなんとも素晴らしい)。

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おもな活動のひとつに…

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