イエローモンキー50代超えで「前代未聞」を驀進中 4種のセトリのカギは豊臣秀吉的なあのスタッフ

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2016年5月、16年ぶりとなるアリーナツアー... (11:30)AERA

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 結成30周年を迎えるロックバンド、THE YELLOW MONKEY。十数年の活動休止期間を挟み、2016年に再集結してから、新しい挑戦を続けている。その原動力はなにか。

【写真】日本武道館で行われた「世界最速先行試聴会」にサプライズで登場したイエローモンキー

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「9999」リリース前の3月28日、抽選で選ばれたファンを集め、「世界最速先行試聴会」を敢行した。イエローモンキーはサプライズで登場、アルバム全曲を曲順通りに演奏した。ファンを熱狂させたこの試みは、どんなきっかけで生まれたのか。

廣瀬洋一(ヒーセ):試聴会をやるなら前代未聞のカタチでやりたいね、という話になって。

吉井和哉:19年ぶりのアルバムなので、「武道館でやるなら生演奏とかどうなんですかね?」という話になって、「それは誰もやってないかも」。「19年待たせちゃったから、一番ふさわしいかも」って、話が膨らんでいったんです。

菊地英二(アニー):ライブにすると意味合いが変わってきてしまうので、そこはあくまで試聴会という意識でやろうと。

吉井:今にしたら、試聴会という意識にする必要はなくて、「もうライブにしたらいいじゃない」って、思いますよね(笑)。真面目過ぎるの、ぼくら。それが昭和生まれのゆえんだね。

「前代未聞」の手応えは確かにあった。

菊地英昭(エマ):試聴会で初めて聞いてもらう曲が半分はあったのでミスは許されないし、演奏の緊張感はすごかったです。でも、あの日演奏に徹することが音を楽しむことにもつながって、今やっているツアーにも生きていると思います。

アニー:試聴会までは、これまでのイエローモンキーありきでライブをやっていたところがあった。だけど、試聴会は全部新曲。それからは完全に現在進行形のイエローモンキーを見せられていると思っています。

ヒーセ:これまでも曲がみんなのものになったと感じる瞬間はあったけど、初めて曲を世の中の空気にさらす場が試聴会というのはぼくらも初めて。ぼくらにとってもすごく新鮮でした。

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