のどぐろは、水深100メートルから200メートルの比較的深いところに生息しています。体長は一般的には20センチ程度のものが多く流通していますが、大きいものでは40センチ程度に達します。40センチを越えるものはまさに幻の高級魚で、1匹1万円以上の高値で取引されています。赤くきれいな魚体と対比して、口の奥が黒いことから「のどぐろ」と呼ばれています。
その味は、「白身のトロ」と呼ばれるほど、脂が乗っていて非常に美味です。よく脂の乗ったのどぐろの体脂肪率は、25%~30%もあると言われており、人間にするとかなりのメタボ状態ですね。
非常によく脂の乗った白身なので、食べ方としてはお刺身が最高ですが、表面を炙ると脂の甘みに香ばしさが加わって、さらにおいしさがアップします。
くら寿司では今週金曜日から、この幻の高級魚「のどぐろ」の炙りのお寿司を期間限定で提供します。この機会にぜひ幻の高級魚を味わってみてはいかがでしょうか?
※AERAオンライン限定記事
◯岡本浩之(おかもと・ひろゆき)
1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、18年12月から「くら寿司株式会社」広報担当