羽田「新飛行ルート」推進で募る住民不満…「辺野古埋め立てと同じ」の声も (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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羽田「新飛行ルート」推進で募る住民不満…「辺野古埋め立てと同じ」の声も

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野村昌二AERA
間近で羽田空港滑走路への着陸が見られる城南島海浜公園(東京都大田区)。新ルートの低空飛行はどうなるのか(撮影/大野洋介)

間近で羽田空港滑走路への着陸が見られる城南島海浜公園(東京都大田区)。新ルートの低空飛行はどうなるのか(撮影/大野洋介)

AERA 2019年8月12-19日合併号より

AERA 2019年8月12-19日合併号より

 東京基督教大学特別教授(公共哲学)で、「みんなの品川をつくる会」共同代表の稲垣久和さんは、今回の国の計画は憲法上の問題があると指摘する。

「平穏に暮らしている人口密集地の上空に飛行機を飛ばすことは、憲法が保障する『幸福追求権』を侵害しようとしている」

 幸福追求権を定めた憲法13条は「公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」としているが、公共の福祉とは「公益および公の秩序」ではなく「市民の幸福」のこと。その幸福が脅かされると稲垣さんは言う。

「このままでは日本の民主主義の崩壊であり、次世代に遺恨を残すことになる。国はいま一度、国民の間の合意形成に努めるべきだ」

(編集部・野村昌二)

AERA 2019年8月12・19日合併増大号より抜粋


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