──座長として伝えたい思いはありますか?

岸:いやいや! 僕が彼らを見て学びたいくらいですから。

岩崎:あ、座長、みんなでご飯に行きたいです!

神宮寺:出た~。岸くんに奢ってもらったことないでしょ?

高橋・岩崎:ないです。

岸:大事だよね、そういうの。でもカンパニーはみんなで支え合うものだから宮寺(神宮寺)さんと2人で出し合おうよ。俺1人なら1回しか行けないところ、2人なら2回は行ける!

神宮寺:いいよ。約束しちゃったからには本当に行かなきゃね。

──ドリボと言えば鍛え抜かれた上半身も見どころですが、準備はバッチリですか?

岸:今は神宮寺と一緒に基礎を作っています。2日おきにジムに通って、これから仕上げていく感じですね。

神宮寺:細マッチョを目指しています。

高橋:僕……最近ホントに悩みがあって。筋肉がつかないんですよ。岸くんは筋肉えげつないから、この期間中につけ方を教えてほしいなと思っています。

神宮寺:じゃあ楽屋にトレーニング器具を持ってきてやる?

岸:いいね、みんなでやろうよ。そしたら休憩時間とかにも関係性を深めて仲良くなれるし。

高橋・岩崎:やります!

神宮寺:終わる頃には優斗がムキムキになって、キャラが若干ブレてるかもしれないけど(笑)。そこも楽しみにしてください。

──この舞台は作・構成・演出をジャニー喜多川さんが手掛けていますが、なにかアドバイスはありましたか?

神宮寺:ジャニーさんからは新しいものを取り入れつつ伝統を引き継いでほしいという言葉をいただきました。大先輩から譲り受けた伝統は壊さず、かつ、自分たちなりの新しい形を模索していきたいと思っています。

岸:今回は一人一人ジャニーさんがキャスティングしてくださったんです。ジャニーさんの思いに応えられるように、堂々と胸を張って全力でパフォーマンスしたいですね。

(ライター・大道絵里子)

AERA 2019年7月22日号より抜粋