毎日必ず決まった時間に起きることも大切だという。

「起床時間がずれると体内時計がリセットされず、肥満になりやすい。寝る時間が遅くなった日は、寝不足でも起きる。昼寝は夜の眠りに差し支えないよう30分未満にしてください」

 ダイエットは「自分がどうなりたいか」というモチベーションが大事だ、と池谷医師は言う。

「健康になるのはもちろん、やせてスタイルがよくなれば、サンダルにTシャツ1枚と細身のパンツでも十分カッコいい。内臓脂肪が落ちると、人生がときめきますよ」

(編集部・小長光哲郎)

AERA 2019年7月8日号より抜粋

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小長光哲郎

小長光哲郎

ライター/AERA編集部 1966年、福岡県北九州市生まれ。月刊誌などの編集者を経て、2019年よりAERA編集部

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