雅子さまと「押し入れで二人眠った…」同窓女性が語る思い出

福井しほAERA#皇室#雅子さま
 5月1日に即位した皇后雅子さま。同窓の土地陽子さんは、雅子さまを「かわいい方」と感じた知られざるエピソードを語る。(※即位前の取材に基づくため、記事中では以前の敬称を使っています)

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「当時、東大の女の子は勉強はできるけどダサい、と思われるのが嫌で、みんなおしゃれに気を配っていました。でも、ワンランク上を行っていたのが雅子さま。ショートカットで、日焼けした肌に紫のワンピースを着こなして、格好よかった」

 雅子さまと学生時代をともにした土地陽子さんが懐かしそうに出会いを振り返る。自身は20年余り海外でキャリアを積み、昨年東京に戻ったばかりだ。

 土地さんは東京大学で雅子さまの父・小和田恒さんが担当するゼミに所属しており、「娘が今度帰国するけど、日本にあまり友達がいないから、よろしく」と言われ、ゼミの仲間で歓迎会を開いたのが出会いのきっかけだった。

 卒後後もコンサートに行ったり、ドライブや食事会をしたり。特に印象深いのは、雅子さまが外務省入省後、英国に留学される直前に、尾瀬を旅したときのことだ。

「日本にはまだ知らない場所がたくさんあるから、できるだけいろんなところに行ってみたい」という雅子さまと新宿から夜行バスに乗った。新緑の季節で、泊まる予定の山小屋は人があふれ、仕方なく二人で押し入れの下の段にもぐりこんで眠ることになった。

「こんなこと二度とないよねって笑いあって、面白かった」

 押し入れの中でいろんな話をしたが、記憶に鮮明なのは、そのときの雅子さまの姿だ。

「そんな状況なのに、なんと前髪にはきちんとカーラーを巻いていらしたんですよ。でも歯ブラシは忘れて指に歯磨き粉をつけて磨く一面もあり、かわいらしい方でした」

 その後、土地さんも雅子さまと同じオックスフォード大学へ留学することになる。1990年のゴールデンウィークに、カレッジ選びのために同大を訪れた際には、留学中の雅子さまと、外務省研修生の友人が案内してくれた。

「雅子さまは修了試験の準備の真っただ中で、寮の部屋にこもって勉強されていたところを、出てきて案内してくれました」

 その後、同年6月に雅子さまは帰国。入れ違いに土地さんは英国へ。92年に帰国後も互いに忙しく連絡がとれないうちに、皇太子さま(当時)との婚約のニュースが報じられた。

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