そもそも子どもに「自主性」はあるのか? イライラするよりも親がすべきこと

「わが子の才能がわかればいいのに……」そう思っている親御さんは多いはず。才能はどう見つけて、どう伸ばしていけばいいのか?

 通称「ビリギャルの先生」であり、「才能の正体」(幻冬舎刊)の著者である坪田信貴先生が「AERA with Kids 春号」(朝日新聞出版刊)で保護者の方の悩みに答えてくれました。

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【お悩み1】
 わが家の一人娘。いろいろなことに興味をもち、パワフルなタイプで、一輪車など、興味を持ったことは黙々と練習するのに、今のところ勉強面では「反復練習パワー」は見いだせません。また、何事も広く浅くといった感じなので、これから先どのように好きなことを見つけてあげればよいか悩んでいます。

【坪田先生のお答え】
 わが子にも何かしらの才能があるはずなのに、それがなかなか見つけられないと親はもどかしさを感じてしまいますよね。でも、いろんなことに興味があるのはいいことですよ。実は僕もそうで、スポーツ系の習い事や部活だけ挙げてもサッカー、水泳、野球、バスケ、テニス、いろいろやりました。僕自身が飽き性で、少しできるようになると、すぐ次に行きたくなってしまうタイプだったんです。

「すごく好き」がある子は魅力的に映るけれど、これからの時代、僕らが今思っている常識とは全く違う世界になっていくはず。何が仕事になるかもわからない状況で、いろいろなことに興味があるのはネガティブなことでは全くありません。小学校高学年、中学校、高校へと上がったときに、まんべんなく全教科ができたほうが実際はトクですし、べつにいろいろなものが好きでいいと思うんです。最初にもお話ししたとおり、才能は丸いものを磨いていくことで光るもの。小学校時代はまだ角が立たないのは当然ですし、好きなものがわからなくてもいいんです。

 ただ、勉強以外のことにもいろいろやりたいことがあるお子さんだとすると、例えば「今はバレエに夢中かもしれないけれど、勉強もやってほしい」といった悩みは徐々に出てくるかもしれません。でも、どれもやりたい子には全部やらせてあげるのが一番。その子の性格や気質に合わせて対応していくことが重要です。

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2つ目のお悩みは「息子の態度が中途半端で…」

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