東急ハンズ、腰痛持ち“店主”に聞く「機能クッション」の選び方

福光恵AERA
「機能クッション」をオフィスで使用する人が増えてきた。しかしベストな機能クッションは人それぞれ。中には仕事に適さないものもあるという。選び方のポイントを聞いた。

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 みんな帰ったあとのオフィスで、あちこちのチェアの上にカラフルなクッションの花が咲いている光景をよく見るようになった。お花の正体は、座り方を矯正するなどしてくれる「機能クッション」だ。

 厚生労働省が発表する「国民生活基礎調査」によると、国民が自覚する病気や怪我の症状のうち、「腰痛」は上位の常連。例えば2016年の調査では、男性の1位、女性の2位が「腰痛」だった。

 腰痛に悩む人は、日本国内だけで2800万人とも言われ、原因が特定できる腰痛は、そのうちのわずか15%程度。つまり85%もの人が、わけのわからない腰痛に悩まされていることになる。

 そこで、思い思いの対策に走る人も少なくない。本誌がおこなった「座り方に関するアンケート」でも、「ストレッチ」や「軽い運動」などと並んで多かった対策が、座り方の工夫。とくに長時間座って作業をする会社員の回答では、自腹で前出の機能クッションや座布団を購入して、誰もいない職場にお花を咲かせている人も多かった。

 そんな需要を受けて雑貨店の売り場では、カラフルで不思議な形をした機能クッションが並ぶスペースが、年々大きくなっている。東急ハンズ新宿店を訪ねてみた。

「たしかに腰痛を自覚する人が多く、いい姿勢で座ることに注目が集まっています。機能クッションを探しにくるお客様も増えていますね」

 そう話すのは、同店の山崎達也さんだ。山崎さんは、同店3階で、機能クッションや靴の中敷きを扱う「ゲンキにシャキッと商店」と呼ばれるコーナーの“店主”さん。実はご自身も腰痛持ちで、機能クッションのほとんどを試したというこの世界のエキスパートだ。

 それにしても、この売り場で紹介されている機能クッションの種類の多いこと。色やサイズ違いを入れると、ゆうに100種を超えそうだ。いったいどれを選べばいいのか。

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