ヒグチユウコさん画業20年 初の大規模展覧会の見どころは? (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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ヒグチユウコさん画業20年 初の大規模展覧会の見どころは?

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矢内裕子AERA
遊び心をくすぐるサーカス小屋を模した展覧会場。東京・世田谷文学館での展示は3月31日まで。その後、神戸、広島、静岡、高知などを巡回する予定(撮影/須藤正男)

遊び心をくすぐるサーカス小屋を模した展覧会場。東京・世田谷文学館での展示は3月31日まで。その後、神戸、広島、静岡、高知などを巡回する予定(撮影/須藤正男)

「ギュスターヴ若冲雄鶏図」 2016年/猫の顔とヘビの腕、タコの足を持つギュスターヴくんと江戸時代の画家・伊藤若冲の代表的なモチーフである鶏を描いた作品 (c)Yuko Higuchi

「ギュスターヴ若冲雄鶏図」 2016年/猫の顔とヘビの腕、タコの足を持つギュスターヴくんと江戸時代の画家・伊藤若冲の代表的なモチーフである鶏を描いた作品 (c)Yuko Higuchi

 展覧会のメインビジュアルである「Circus」の原画の横には、制作過程を収めた映像も流れ、多くの人が立ち止まって原画と見比べていた。

 ヒグチさんの世界観はグッズにも徹底され、人気が高い。昨年は自身がプロデュースしたグッズや複製画などを販売するオンラインショップ「ボリス雑貨店」をオープン。今年1月には、東京都渋谷区神宮前に常設店舗も開いている。6年ぶりの画集「CIRCUS」は、限定版の「展覧会バージョン」も発売。通常版に載せた「卑怯な蝙蝠」に代わり、夢野久作の「きのこ会議」をビジュアルストーリーとして新たに描き下ろしている。

 ヒグチさんは言う。

「観にきてくださる方がいるから、描き続けられる。感謝しかありません」

(ライター・矢内裕子)

AERA 2019年3月4日号


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