「全国統一視線耐性テスト」はギャツビー特設サイトで受けられる(スマホ専用)。 https://shisentaisei.com (AERA 2019年2月4日号より)
「全国統一視線耐性テスト」はギャツビー特設サイトで受けられる(スマホ専用)。 https://shisentaisei.com (AERA 2019年2月4日号より)

 視線耐性とは、「他者に見つめられたとき、自然体でいられる力」を指す。低い場合は、相手の目を見て話そうとすると必要以上に緊張して落ち着かなくなったりする。若い世代ほど高い比率で自覚し、ネット上では、「視線耐性がないから、目を見て話せないわ」などと使われている。

 自分の視線耐性は高いのか、低いのか。なんとなく自覚することはあっても、客観的に数値化するのは難しい。そんな疑問に答えるべく、男性化粧品ブランド「ギャツビー」では、自らの視線耐性の高低を測る「全国統一視線耐性テスト」を始めた。SNSの使い方や人付き合い、自分への自信など、日常生活や振る舞いにかかわる問題が15問続き、それぞれに4択で答えると、自身の視線耐性が100点満点で表示される。ギャツビー広報担当の村上真紀さんは言う。

「まずは、自分の視線耐性がどのくらいなのかに気づいてほしい。自分のことを客観的にみるための入り口がこのテストです」

 視線耐性テストは、昨年10月の公開から1カ月で1千人以上が受験した。問題と配点は上の通りで、合計点に応じて20点刻みで五つのレベルに分けられている。ちなみに81~100点の「カンスト」とはカウンターストップの略語。「上限」といった意味合いだ。試行期間中に受けた10~20代の男性100人の平均は60点だったという。記者も受験してみたら、結果は78点。5段階のうち上から2番目だ。

次のページ