投資信託を「選ぶところまで」やってくれるのが、こちら。売買そのものは自分でするため、コストが安い
投資信託を「選ぶところまで」やってくれるのが、こちら。売買そのものは自分でするため、コストが安い
お金を入れたら選ぶ、買う、売る、すべておまかせパターンなのが、こちら。コストは運用手数料1%+間接的に差し引かれる信託報酬が発生。【注記】運用手数料は預かり資産に対する年率(税別)。楽ラップの手数料は固定報酬型の場合で、10万円以上の楽ラップを契約していれば1万円以上1円単位のつみたてもできる。WealthNavi、THEO、FOLIOの運用手数料は預かり資産3000万円超の場合、0.5%
お金を入れたら選ぶ、買う、売る、すべておまかせパターンなのが、こちら。コストは運用手数料1%+間接的に差し引かれる信託報酬が発生。【注記】運用手数料は預かり資産に対する年率(税別)。楽ラップの手数料は固定報酬型の場合で、10万円以上の楽ラップを契約していれば1万円以上1円単位のつみたてもできる。WealthNavi、THEO、FOLIOの運用手数料は預かり資産3000万円超の場合、0.5%

 最近は、資産運用の世界にもAI(人工知能)の導入が進んでいる。簡単な質問に答えるだけで、「あなたにぴったりな投信」の具体名を教えてくれて、代わりに投資までしてくれる「ロボアドバイザー」という投資ロボットが急速に普及しているのだ。

【お金を入れたら選ぶ、買う、売る、すべておまかせパターンのロボはこちら】

 なかには野村證券の「野村のゴールベース」というサービスのように、「部屋の中央と壁際にソファがあったら、どっちに座る?」「勉強するなら、食事ができるファミレス、静かな図書館のどちら?」といった内容の心理テストがあり、テスト自体も十分楽しめるようなロボット診断もある。

 そんな投資初心者の救世主になりそうな投資ロボットには2つのタイプがある。

 ひとつは、あなたの投資タイプを診断し、それぞれのタイプに合った具体的なファンドなどを絞り込んでくれる「アドバイスタイプ」のロボットだ。

 一方、ネット上で簡単な質問に答えた後、投資資金を入金するだけで、実際に最先端の金融工学を駆使したロボットが自動的に運用までしてくれる、完全お任せ手間なしタイプも人気。アエラ増刊『AERA with Money 毎月5000円でつみたて投資!』から、この2タイプの特徴と活用法について見ていこう。

■投信をロボットが選んでくれるタイプ

 無料で具体的なファンド名を教えてくれるアドバイスタイプの投資ロボットは、ネット証券から銀行まで、数多くの金融機関がサービスを提供している。その流れは次の通り。

(1)年齢、性別、保有資産の性質、リスク許容度など簡単な質問に答える
(2)その回答をもとに投資ロボットが資産の投資配分を提示
(3)月々のつみたて額などの投資金額を入力すると、オススメの具体的なファンド名や資金の配分を教えてくれる

 まずは、(1)の投資診断で、あなたが果敢にリスクを取って積極的に資産を増やしたいタイプか、それとも安定運用重視で減らしたくないタイプか、平均的な運用成績を残したいバランスタイプか、などを判断してくれる。その判断に基づいて、各投資ジャンルへの資産配分比率を算出するステップ(2)に進む。

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ステップ3は?