「ざんねん」「ブラック」「絶滅」…人気いきもの本を監修する、動物学者・今泉忠明さんが、今までで一番驚いたいきものとは? (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「ざんねん」「ブラック」「絶滅」…人気いきもの本を監修する、動物学者・今泉忠明さんが、今までで一番驚いたいきものとは?

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『ブラックないきもの図鑑』出版記念トークショーの様子(撮影/片桐圭子)

『ブラックないきもの図鑑』出版記念トークショーの様子(撮影/片桐圭子)

 トークイベントでは参加した子どもたちから、今泉さんに次々と質問が飛んだ。一番好きないきものは?との質問には、孤高なチーターとの答え。一方で、苦手ないきものは?との質問には、毛虫とのこと。

「昔はなんてことなかったんだけど、最近、毛虫はちょっと気持ち悪いなと思って」

 と、笑った。

 会場では、今泉さんがフィールドワークで撮った貴重な動画も上映。野生の動物はいくらかわいいと思っても絶対に気を許さないことや、調査する際に気温や天気、自分の服装など細かくメモすることの大事さなどを伝えた。

 今泉さんによると、動物を知ることは人間自身を知ることにもつながるという。

「人間は、脳は発達しているけれど、決して体が最も進化しているわけじゃない。それを証拠に、動物は転ばないけど、人間は何度も転ぶでしょう」

 動物を知ることで、人間の弱さや足りなさを知ることもできる。動物の魅力を知り尽くした今泉さんだからこそ、伝えられるメッセージがたっぷりと詰まったトークショーだった。(編集部・木村恵子)


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