大規模な自然災害続いた2018年 高まるリスクへの対処法とは? (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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大規模な自然災害続いた2018年 高まるリスクへの対処法とは?

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大阪北部地震 (c)朝日新聞社

大阪北部地震 (c)朝日新聞社

西日本豪雨 (c)朝日新聞社

西日本豪雨 (c)朝日新聞社

台風21号 (c)朝日新聞社

台風21号 (c)朝日新聞社

 地震、火山の噴火、風水害と、2018年は大規模な自然災害が相次いで日本列島を襲った。どうしたらサバイバルできるだろう? 小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』12月号は「2018年の重大ニュース」を特集。その中で「自然災害」について解説した記事を紹介する。

【西日本豪雨や台風21号の被害写真はこちら】

*  *  *
■<リスクを知ろう> 日本列島は自然災害を受けやすい
 2018年は、マグニチュード(M)6以上の地震で島根、大阪、北海道が相次いで被災した。活火山の一つ、草津白根山(群馬県)が35年ぶりに噴火した。日本は世界有数の地震と火山の国。地球上で発生するM6.0以上の地震の20%は日本列島とその周辺で起こる。また、世界の活火山の約7%が日本に集中する。

 これほど地震・火山が多いのは、地球を覆う十数枚のプレート(岩板)のうち4枚が日本の周辺にあり、ぶつかりあっているからだ。各プレートは、地球内部のエネルギーを受けて異なる方向に動いているため、境界にたえず大きな力が加わり、ひずみがたまる。それを元に戻そうとする力が働くとき、地震が起こる。また、海のプレートと陸のプレートの境界に沿って「マグマだまり」が形成され、火山ができる。日本列島に住む以上、地震・火山のリスクからは逃れられない。

 18年は異常気象の年でもあった。記録的な豪雨が西日本で猛威をふるい、日本中で「災害級」といわれる猛暑が続いた。上陸したうちでは25年ぶりの強さという台風も襲来。地球温暖化の影響があるといわれる。

 世界の平均気温は、昨年時点で産業革命前より約1度上昇した。今のままでは早ければ30年にも気温上昇幅は1.5度に達し、異常気象がさらに増えるという。温暖化対策の国際ルール、パリ協定に日本も真剣に取り組む必要がある。

■今年起きた主な自然災害

【北海道胆振東部地震(内陸型)】
●9月6日 午前3時8分発生
●マグニチュード(M)6.7/最大震度7/死者41人
 北海道で震度7を観測したのは初めて。各地で大規模な土砂崩れや家屋の倒壊が発生。死者41人のうち、厚真町の36人が土砂崩れに巻き込まれて命を落とした。表土の下の軽石や火山灰の地層が、揺れで急激に滑ったとみられる。
 北海道電力の発電所が相次いで止まり、北海道のほぼ全域で大停電(ブラックアウト)が起きた。地震発生時に電力需要のほぼ半分を発電していた苫東厚真発電所(石炭火力)が緊急停止したことが原因だ。99%復旧するまで2日弱かかった。

【大阪北部地震(内陸型)】
●6月18日 午前7時58分ごろ発生
●マグニチュード6.1/最大震度6弱/死者5人
 通勤・通学の時間帯に激しい揺れが大阪北部を襲った。大阪府高槻市では小学校のブロック塀が倒れ、小学4年生の女の子が死亡した。大阪府内で震度6弱が観測されたのは初めて。


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