Zeebra「大根は味がしみているほどいいって風潮あるけど…」

連載「多彩な野菜」

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大根/各地のご当地品種などさまざまな種類があり、大きさ、形、味わいも多様。主に流通しているのは甘みがあってみずみずしい青首大根。葉に近いほど甘く先端ほど辛みがあるので、葉の近くはサラダなどの生食に、先端部は大根おろしに向く。消化を助ける酵素のジアスターゼが豊富で、胃もたれにも効果がある(撮影/写真部・松永卓也)
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大根/各地のご当地品種などさまざまな...

 ヒップホップ・アクティビストのZeebraさんが「AERA」で連載する「多彩な野菜」をお届けします。1997年のソロデビューからトップとしてシーンを牽引し続け、ジャンルや世代を超えて多くの支持を得ているZeebraさん。旬の野菜を切り口に、友人や家族との交流、音楽作りなど様々なエピソードを語ります。

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 好きなおみそ汁の具ランキング、1位です。大根は味がしみているほどいい、っていう風潮があるじゃないですか。でもおみそ汁の大根は軟らかけりゃいいってもんじゃない。ちょっとシャキッと感があるのが大事です。煮すぎると大根の味も歯ごたえもなくなってさみしいですよね。2位以下はなめこ、ホウレン草かな。二日酔いのときは貝類ですけどね。

 煮物にするといろんな食材から出たエキスをあますところなく抱え込んで、大根がなくちゃ始まらないという存在感がある。でもね、ブリ大根なんて料理の名前にも入ってるくせに、主役ではないんです。すごく多才な実力派なんだけど、多才すぎて器用貧乏というか。主役を張れる実力があるのに、絶妙にほどほどの脇役になってしまっている気がします。

 大根で思い出すのは、漫画の『ダメおやじ』。主人公が奥さんの留守中、お風呂にお酒と丸ごとのたくあんを持ち込んで晩酌するんです。子どもの頃まねして丸かじりしたら、気持ち悪くなりました。今あまりたくあんを食べないのは、そのせいかもしれません。

AERA 2018年12月10日号

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Zeebra(ジブラ)/東京を代表するヒップホップ・アクティビスト。1997年のソロデビューからトップとしてシーンを牽引し続ける行動力は他に類を見ない存在で、ジャンルや世代を超えて多くの支持を得ている。

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