Zeebra、肉をやめて気づいた「ニンニクへの郷愁」

連載「多彩な野菜」

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ニンニク/エジプトでは紀元前から栽培されていたとされる。日本でも古くから薬用植物として利用され、戦後は香辛野菜として広く食べられるようになった。香りの元はアリシンという成分で、殺菌作用をもつ。また、ビタミンB1と結びつきやすく吸収を助けるため、疲労回復効果が期待できる(撮影/写真部・松永卓也)
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ニンニク/エジプトでは紀元前から栽培...

 ヒップホップ・アクティビストのZeebraさんが「AERA」で連載する「多彩な野菜」をお届けします。1997年のソロデビューからトップとしてシーンを牽引し続け、ジャンルや世代を超えて多くの支持を得ているZeebraさん。旬の野菜を切り口に、友人や家族との交流、音楽作りなど様々なエピソードを語ります。

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 ニンニクは相当好きです。オリーブオイルを熱して、細かく刻んだやつをぱっと散らすと泡がシュワシュワと上がっていい香りが立ちこめる。あの瞬間が最高です。

 菜食中心になってから肉への未練を感じたことはないのですが、ステーキの味付けは恋しくなった。でもそれはニンニクへの郷愁だったんです。赤身のマグロを塊で焼いて、中身がレアでニンニクの香りがして──なんてもう最高です。世界中の料理に使われているので、今度行くインドと中国でも新しい出合いが楽しみです。

 風邪気味のときは、特製のニンニクラーメンを作ります。袋のラーメンを買ってきて、スープにこれでもか、とニンニクとショウガをおろして入れる。トッピングするんじゃなくて、スープの鍋でちょっとだけ加熱するのがポイント。食べるとものすごい勢いで汗が出て、すっきり治ります。

 あんなにいい香りなのに、他人からするのはイヤですよね。タクシーに乗ると運転手さんから臭ってくる状況は、かなりつらい。料理とは全く別のニオイに感じるのは、本当に不思議です。

AERA 2018年10月22日号

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Zeebra(ジブラ)/東京を代表するヒップホップ・アクティビスト。1997年のソロデビューからトップとしてシーンを牽引し続ける行動力は他に類を見ない存在で、ジャンルや世代を超えて多くの支持を得ている。

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