タイプ別に子どもの学習時のやる気をグンとアップさせるためのメソッド「やる気4タイプ診断」。前回は学習に対する姿勢や取り組み方を見る「アタック・レシーブ」タイプを紹介しましたが、今回は、勉強をするときの行動や物事を判断する傾向で分ける「シンキングタイプ」と「フィーリングタイプ」を見ていきます。

 それでは早速、「シンキングタイプ」と「フィーリングタイプ」について調べてみましょう。

 まず下記項目を読んで点数を出します。「まったくあてはまらない」0点、「あてはまらない」1点、「ややあてはまらない」2点、「どちらでもない」3点、「あてはまる」4点、「とてもあてはまる」5点とし、1~5の合計と6~10の合計を出してみてください。

<親への質問>
1.実績などの客観的指標を重視して物事を判断する
2.物事の仕組みや背景など裏側にある情報を知りたい
3.メリットやデメリットを十分に検討してから判断する
4.さまざまな条件で比較検討をしないと気が済まない
6.悩んだときには、自分の直感を信じて判断する
7.データよりも人の意見や感想を参考にすることが多い
8.自分らしい考えや意見を出すことにこだわろうとする
9.複雑に考えるよりは、まずやってみて感覚をつかもうとする
10.自分の発送がありきたりだと思われるのは我慢できない

<子どもへの質問>
1.いろんなことを調べたり、自分で考えたりすることが好き
2.自分から「これは何?」「なんでそうなの?」と質問することが多い
3.夏休みの宿題などは、きちんと計画を立てて実行することが多い
4.なぜそれが悪いことなのかをきちんと説明すると、納得して改めることが多い
5.自分が不利な状況になったときに、へりくつを言ってごまかそうとすることが多い
6.自分の感覚・感情をもとに発言したり、行動を決めたりすることが多い
7.好き嫌いがはっきりしており、興味のないものにはやる気が出にくい
8.自分の意見や考えにこだわり、それを曲げないことが多い
9.事前に計画を立てるよりは、まずやり始めることが多い
10.何かを選ぶとき、その理由を「なんとなく」と答えることが多い

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AERA編集部
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