「登校刺激」はNG 新学期子どもが不登校になったらどうする? (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「登校刺激」はNG 新学期子どもが不登校になったらどうする?

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野村昌二AERA
不登校の子どもは13万人を超える。不登校の問題は、親と密接にリンクしている。まずは、大人が変わらなければいけない(撮影/今村拓馬)

不登校の子どもは13万人を超える。不登校の問題は、親と密接にリンクしている。まずは、大人が変わらなければいけない(撮影/今村拓馬)

困ったときの主な相談窓口(AERA 2018年9月10日号より)

困ったときの主な相談窓口(AERA 2018年9月10日号より)

「子どもが話したいという気持ちを親に向けてきているタイミングで否定的な言葉を返すと、子どもは親に話しても無駄だと、心を閉ざしてしまいます」

 前出の矢吹さんは、子どもの不登校や自殺を解決するうえでもっとも重要なのは「親の意識改革」だと説く。親は知らず知らずのうちに自分の理想に子どもを合わせようとしているもの。ありのままの子どもを認めるよう意識してほしいという。

「『学校には行かねばならない』などと論理的に対応するのではなく、子どもの感情を受け止めて寄り添ってあげること。論理で説得しようとするのは逆効果で、納得するまで聞いてあげる姿勢が大事。親がコントロールしようとするのではなく、そのままの子どもをサポートする意識でいてください」

 さらに、あと一歩突っ込んで、子どもに向けて「あなたが大事」というメッセージを出してほしいと話す。だからこそ、「私はあなたのことを知っておかなくてはいけない」と子どもに伝えてほしいと言う。

「『あなたは私にとってかけがえのない存在だ』というメッセージが伝われば、子どもは、わかってもらえると安心できる」

 あなたが大事。子どもたちに届けたいメッセージだ。(編集部・野村昌二)

AERA 2018年9月10日号


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