(5)高島屋の優待カードと友の会カードの併用で18%オフ

 高島屋は10%引きの優待カード。その高島屋で「タカシマヤ友の会」に入会して毎月1万円を1年間積み立てると、1万円分のボーナスがもらえて13万円分の買い物ができる。優待カードで10%引きになった買い物代金を、積み立て特典付きの友の会カードで支払うと実質的には18%オフに。老舗百貨店とは思えない大胆な割引である。

(6)NEW ARTは2800円の投資で宝石割引優待やエステ割引が

 シーマから社名変更したNEW ARTの株価は慢性的に低く、今年度に入ってからは28円前後を行ったり来たり。100株で2800円と投資金額は少なくても、宝石やエステが2割引になる優待カードを年2回受け取れる。

(7)意外にうまい、ポプラは優待券返送で菓子セットを

 ポプラは広島県が地盤の中堅コンビニチェーン。100株以上の保有で1000円分の買い物優待券が年2回もらえる。近くに店舗がなければ優待券の返送でオリジナル菓子珍味セットが贈られる。実はこれが人気で、毎年変わるセットの中身を楽しみにする個人投資家は多い。

(8)いるいらないは別にして…コニシでボンドとのりがもらえる

 コニシは「ボンド」で知られる接着剤最大手。株主アンケートに回答した人全員に、自社商品のウルトラ多用途ボンド、紙用のりを贈呈!

(9)株主アンケートは隠れ優待の宝庫! 返送すればプレゼントが?

 株主アンケートには、思わぬ優待が隠れている。返送する手間に対するお礼の印として、企業がプレゼントをしてくれることが多いのだ。乳製品や食肉加工品のラクト・ジャパンは、株主アンケートへの回答で優待と同じ1000円分のクオカードを贈呈。ブックオフコーポレーションは回答者全員に300円分のお買い物券を贈っている。

(10)JAL対ANA、今はJALが金券ショップでかなり高額

 金券店での航空優待券の買い取り価格は、かつて全日空(ANA)が日本航空(JAL) より高かった。しかし2018年6月の平均はJAL 6000円に対してANA 3750円と、JALの圧勝。現在の優待券の流通量はJALよりANAが多く、JALが貴重になっているからだろう。

 ただ、モノの値段は需要と供給で変化するもの。売るときは金券店のホームページでチェックしよう。

(11)「タカラトミーのプレミアム優待、リカちゃん人形が1万円超!?

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