例えばどのような遊びを通して算数センスがつくのか、今回は入門編として家庭でできる単位遊びをご紹介します。小学校低学年向きですが、数字を変えたり、単位を変えたりするだけで難易度も変わるので、ぜひ親子でチャレンジしてみてください。

【単位感覚がつく算数ミッション】
[1メートルへの挑戦]
準備するもの:紙テープ(荷造りひもでも可)、はさみ、メジャー

(1)子どもに「1メートルに切ってごらん」と言って紙テープとはさみを渡します。子どもが切ったらそれをメジャーで測定。簡単そうで意外に難しい「およその数」の感覚を養います。
(2)正しい1メートルの紙テープができたら、家の中にある1メートルを探してみましょう。

[同じ重さのものをさがせ!]
準備するもの:キッチンスケールなど

(1)子どもに「家の中にある200グラムのものをさがしてみよう」と言って子どもが持ってきたものをキッチンスケールにのせます。だんだん200グラムに近いものを見つけられるかな? 重さの感覚を身に付けます。
(2)ほぼ200グラムのものが見つかったら次に「同じ重さのもの」を探させます。「形や大きさが違っても重さが同じ」と気づくことができるとなおよし。

[秒感覚をつかめ!]
準備するもの:ストップウォッチ

(1)秒感覚は時間の基準となる速さ。まずは「ピッタリ1秒」に挑戦。
(2)1秒カウントに慣れてきたら、10秒、30秒にも挑戦しよう。親子や兄弟でどっちが正確かを競うのも楽しい。

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AERA編集部
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