(3)想像力・工夫する力をつける

 キャンプは、日常から離れること自体が大きな体験です。

「ぜひ、ノーゲーム・ノースマホで過ごしてみましょう。電子機器は家に置いて、自然の中で遊んでみてください鬼ごっこやかくれんぼといった、昔ながらの遊びが思いのほか盛り上がりますよ」

 ゲームやスマホがなくても、自然の中にはお楽しみがいっぱい。子どもたちはそれを自分たちで見つけて「工夫」して遊び、使いこなしていきます。

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 キャンプを楽しむアウトドア派の家族は、ここ数年でグンと増えたそう。テントなどのギアも、ファミリーを意識したものが豊富に登場しています。

 キャンパーママたちも、キャンプがもたらす子どもへの効能をかなり実感しているそう。「家ではゲームばかりだけど、キャンプでは外でずっと元気に走り回っています」「テントを設営したり、ご飯を作ったりと、作業を喜々として手伝います。家ではなにもしないのに」「たくさん遊んでたくさん食べて、グッスリ。なんて健康的!」……。

 また、キャンプを楽しく過ごすコツは、「詰め込み過ぎない」ことだそう。せっかく出かけるキャンプ。あれもこれもと予定を詰め込み過ぎると、それだけでくたびれてしまうのです。

 とはいえ、「キャンプって大変そう……」と思っている人も多いはずです。最近は、手ぶらでキャンプが楽しめるプランも全国のキャンプ場で見かけます。今年こそ、元気になれるキャンプを体験してみませんか?

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AERA編集部
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