自宅に6棟の小屋 ひとつ作るとまた次も…「中毒になる」セルフビルドの魅力 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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自宅に6棟の小屋 ひとつ作るとまた次も…「中毒になる」セルフビルドの魅力

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石田かおるAERA
【自宅に6棟の小屋をセルフビルド】『小屋大全』著者 西野弘章(にしの・ひろあき)さん/1963年、千葉県生まれ。ログビルダー、記者などを経てフリー編集者。96年、自給自足生活を目指し房総半島に移住。釣りやDIYの著書多数(撮影/写真部・大野洋介)

【自宅に6棟の小屋をセルフビルド】『小屋大全』著者 西野弘章(にしの・ひろあき)さん/1963年、千葉県生まれ。ログビルダー、記者などを経てフリー編集者。96年、自給自足生活を目指し房総半島に移住。釣りやDIYの著書多数(撮影/写真部・大野洋介)

 我に返り、仕事モードに戻る。西野さんが最初の小屋を建てたのは20年前。子どもが生まれ家が手狭になったため、借家の敷地に6畳の仕事部屋を建てた。

「僕のポリシーはとにかく安く、楽しく。このときは廃材を使って建てました」(西野さん)

 ふたりの子どもが小学生になるとさらに部屋が必要になり、今度はホームセンターで材料を購入。ツーバイ構法で、3畳の小屋を3日で建てた。費用は10万円ほど。08年には現在の自宅の庭に、4棟目となるログハウスタイプの小屋をセルフビルド。

「まだ完全にはできていないのですが、使いながら完成させていけるのも小屋のいいところ。最初から完璧を目指す必要はないのです」

小屋は家族や仲間たちとワイワイ楽しみながら作ってきた。西野さんの原点には、小学生のころ近所の雑木林に友だちと作った秘密基地がある。

「伐採された木のハギレを組み合わせ、ノコギリ1本でビーバーの巣みたいな基地を作りました。放課後になるとみんなそこに集まって。その楽しさが今も続いています」

 小屋を作りたい人は潜在的にたくさんいて、最近ではSNSで発信すると、手伝いたい人がいっぱい集まるという。西野さんも近くの現場を手伝っている。

 作業の後はバーベキューをしたり、ピザを焼いて食べたり。

「みんなで飲むビールがまたおいしいんですよ!」

(文中一部敬称略)(編集部・石田かおる)

AERA 2018年7月30日号より抜粋


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