■年間1万円のチムニーの優待券は「はなの舞」のランチで使う

チムニーの優待券は年2回、合計1万円分がもらえる。難点は1回の会計で500円分しか使えないこと。そこで、同社系列の海鮮居酒屋チェーン「はなの舞」でランチタイムに使ってみよう。店舗や季節によって異なるが「日替わり御膳」「焼き魚御膳」など1000円未満のメニューがそろっている。食事代金の半分以上を優待券でカバーできるので、お得感たっぷり。

■値上がり益をしのぐ!? マサルの宝くじ優待

マンションの大規模修繕工事で首位のマサルの優待品は宝くじ。200株以上保有で9月末株主に「年末ジャンボ宝くじ」10枚、3月末株主には600株以上で「サマージャンボ」10枚で、億万長者への道が開ける!? 他にも、リサイクル店のトレジャー・ファクトリーでは買い物券などの優待品のほか、「トレジャーロト」というスクラッチカードが人気だ。抽選で当たる賞品はJCBギフトカード3万円分が5名、ジェフグルメカード1万円分が20名など。

■サガミチェーンの3万円優待で一番おトクなのはざるそば食べ放題

サガミチェーンは1000株以上保有する株主に500円券で年間3万円分の食事優待券を贈呈している。ラーメン店やとんかつ店など運営する業態は多いが、なかでも和食の「サガミ」で毎月末に実施するキャンペーン「晦みそか日そば」で使うのが断然お得。大海老天ぷら盛り合わせ付きのざるそば食べ放題が1990円(税抜き)だ。

(経済ジャーナリスト・大場宏明、伊藤雅浩)

※AERA増刊『AERA with MONEY 大人の株主優待ランキング』より