「株主優待」は金融のプロには大不評? その理由と大量優待品の行方 (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「株主優待」は金融のプロには大不評? その理由と大量優待品の行方

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数千万円、数億円分の株を買う資金運用会社の元にも株主優待はキッチリ届く。どうやって処理?

数千万円、数億円分の株を買う資金運用会社の元にも株主優待はキッチリ届く。どうやって処理?

 ただ、「保有株数によらず500円のクオカード一律1枚」など優待品の数には上限があり、金額はさほど大きくならないという。

 証券会社も「企業統治」の観点から、優待品は厳格に扱う。顧客が証券会社から資金を借りて株を買う信用取引では、株式の名義は証券会社になるため、優待品は証券会社に届くことになる。

 その場合は投信会社と同様にクオカードなどは金券店で換金し、収入として決算書に計上する。

 食品類は山分けせずに、社会貢献活動の一環として福祉団体に寄付することが多いという。

 株主優待を「いります」「いりません」という意思表示が株主にできればよいのだが、これが簡単な問題ではない。

 優待品の受け取りの意思を、株主一人一人に確認するだけの時間、封書などの郵送費、人件費を考えると全員一律に送ったほうが早いのだろう。(経済ジャーナリスト・笹谷清太郎、伊藤雅浩)

※AERA増刊『AERA with MONEY 大人の株主優待ランキング』より


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