CARRY MEは、時にエージェント的に振る舞うこともある。

「業務開始後も間に入って仲介してほしいという声は多いです。この仕事を強制するのは契約違反では?とか、業務内容が変わったのだから報酬を上げてほしい、などの疑問や要望があれば、代わりに交渉することもあります」(代表の大澤亮さん)

 副(複)業する側が弱い立場にならないように目を配り、扱いがひどい企業への紹介をやめることもあるが、「この人は副(複)業に向かないな」という人もいるという。

 情報管理や時間管理などのセルフマネジメントができることは大前提。大澤さんも松村さんも指摘したのは、「受け身の人は向かない」。企業側が細かくタスクを投げている暇がない場合でも、ある程度自分で考えて返せる人材が重宝される。

 大澤さんは「メンタルが弱い人」も向かないだろうと話す。

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