「AbemaTVの視聴者はデジタルネイティブの10〜20代が中心ですが、この番組はまだ出合っていない世代の方にも楽しんでほしい。スマホアプリだけでなく、パソコンやテレビで視聴する方法を3人が解説する動画も配信しました。72時間見続けるのは無理だというお手紙もたくさんいただいたので、DVD化も検討しています」(谷口さん)

 常にユーザーインターフェース(UI)を第一に考えるのは、多くのヒットアプリを生んできたサイバーエージェントが母体のAbemaTVならでは。現在、専用アプリのダウンロード数は2200万を突破。テレビ画面で見るためのアマゾン「Fire TV Sitck」の売り上げも番組が告知されて以降好調に推移。広告枠の問い合わせ、メディアに取り上げられる回数、SNS上でAbemaTVが語られる量などあらゆる面で、開局以来最大の注目を集めている。(編集部・竹下郁子)

AERA 2017年11月13日号より抜粋