AERA dot.

東大「ご近所さん会」がはぐくむ 起業の“生態系”

このエントリーをはてなブックマークに追加
長倉克枝AERA

図版=AERA 2017年11月13日号より、写真=写真部・松永卓也

図版=AERA 2017年11月13日号より、写真=写真部・松永卓也

「スタートアップの経営者だけでなく、開発や事務を担う社員たちのつながりをつくりたい。それがスタートアップの事業を加速させることにつながります」

 米大手IT企業でベンチャー企業を支援してきた馬田さんは、起業がさかんなサンフランシスコなどの街角のカフェで、偶然出会ったベンチャー企業の経営者や社員同士の話が弾み、そこから新しい事業が生まれる様子を何度も見てきた。

「海外で勝てる、新たな産業を創出する技術系スタートアップは、きっと東大から出てくる。それを支援する『生態系』が必要です」(馬田さん)

 ここ数年、東大発の技術系ベンチャー企業が増えてきていると指摘するのは、鎌田富久さん(56)だ。自身も東大理学系研究科在籍中にソフトウェア開発の「アクセス(現ACCESS)」を起業し、現在はエンジェル投資家としてベンチャー企業を支援するための会社「TomyK」の代表を務める。鎌田さんは言う。


トップにもどる AERA記事一覧


このエントリーをはてなブックマークに追加