「これから先、また結婚して出産することがあっても、きっと前以上に冷静に怖くないと思う。今の自分だったら、何が起きても大丈夫って自信があるから」

 毎朝10歳になる息子と食事をとり、学校へ送り出す。「最近はいっぱしの男子に育ってきてますねー」と、母の表情……に、あんまり見えない。それぐらい、彼女の女子力は、その音楽同様、誰も追いつけない進化を見せる。

「いくつになっても、ミニスカートははくつもりです。人に止められるまではね(笑い)」

(ライター・松田亜子)

AERA 2008年5月12日号より抜粋