──お互いの存在を改めてどう感じていますか。

ユンホ:今までずっと10年以上、歌手活動でも家でも一緒だったりして、隣で過ごして。それから約2年間離れて。何も言わずに隣にいてくれたチャンミンに対しては、ただありがたいだけじゃなく、「こういう関係が家族なんじゃないか」と感じるようになりました。僕自身が、活動を再開してチャンミンに会うこの瞬間を待っていたんです。この2年間で成長して、「これがユンホだよ」というのをチャンミンに見せたかったから。

チャンミン:ユンホはもとからそうだったんですけど、さらに頼もしくなった。家族の中ですごく頼もしい兄貴みたいな存在でいてくれてありがたいです。

●髪が伸びるまで待って

──今後の活動で楽しみにしていることは何ですか。

チャンミン:何よりもライブが楽しみですね。ユンホが「SMTOWN」で歌っている映像を見て、一人でもすごくかっこよくできてるなぁ、僕も早くステージに立ちたいなぁ、という気持ちがあったので。とにかくユンホと、ライブのステージの上からファンのみなさんの姿を見たいです。みなさんが、「待っていた時間が無駄だった」と後悔しないよう、2人で頑張る姿ばかりを見せたいので、期待してください。

ユンホ:そうですね、それが東方神起らしい。実は僕、ちょっと痩せたんですよ。やっぱりユンホといえばパフォーマンスと言われているので、新しいスタイルに挑戦してみたくて。ライブステージに対しては昔より深い意義を感じているから、こうして僕たちの口から話を聞くのもいいんだけど、ステージ上で歌う姿を見たら(変化が)すぐ分かると思いますよ。それからライブ以外にも日本にはいろんな思い出があるので、バラエティーやトーク番組で再始動の意気込みを話す機会があれば、すぐにやりたいです。

チャンミン:早くいろんな姿を見せたいんですけど、まだ僕は髪を伸ばす時間が必要なので、ちょっとだけ待ってくれませんか(笑)。

(編集部・竹下郁子)

AERA 2017年9月4日号