特技は「ラテ欄読み」…ラジオ・テレビ欄の行間からにじみ出てくる「面白さ」 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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特技は「ラテ欄読み」…ラジオ・テレビ欄の行間からにじみ出てくる「面白さ」

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戸部田誠AERA
新聞のラテ欄を読むことにかけては、右に出るものはいない(※写真はイメージ)

新聞のラテ欄を読むことにかけては、右に出るものはいない(※写真はイメージ)

 子どもの頃読んで忘れられない本、学生時代に影響を受けた本、社会人として共鳴した本……。本との出会い・つきあい方は人それぞれ。各界で活躍する方々に、自身の人生の読書遍歴を振り返っていただくAERAの「読書days」。今回は、ライターの戸部田誠さんです。

*  *  *
 僕には特技と呼べるものがほとんどないが、ひとつだけ自信を持っているものがある。

 それは「ラテ欄読み」だ。

 新聞のラテ欄を読むことにかけては、右に出るものはいないんじゃないかと自負している。

 毎朝、ラテ欄をじっくり読むのが日課だった。やがて、特殊能力が身についた。自分にとって重要な番組が浮き上がって見えるかのようになっていったのだ。これは匂う。出演者が決して派手なわけではない。斬新な企画ではないかもしれない。けれど、きっとこれは僕の好みにがっちりと合った番組に違いない、とラテ欄の行間からにじみ出てくるのだ。そしてその勘はまずハズれない。ラテ欄の文章から想像した番組とは全然違うことも確かにある。けれど、そうであっても「面白い」という一点に関しては間違いがない。

 だから僕は、大好きになるような番組はほとんど初回放送はもちろん、パイロット版からしっかり見ていたりするのだ。(続)

AERA 2017年8月14-21日


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