“神見出し”連発で話題の「月刊住職」編集長に聞く (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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“神見出し”連発で話題の「月刊住職」編集長に聞く

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野村昌二AERA

今年で創刊43年。「毎号、読者に語りかけるように雑誌をつくっています」(矢澤さん)(撮影/写真部・片山菜緒子)

今年で創刊43年。「毎号、読者に語りかけるように雑誌をつくっています」(矢澤さん)(撮影/写真部・片山菜緒子)

 連載陣も大物がそろう。矢澤さんは「マイナーな雑誌なので書いてくれない人もたくさんいます」と謙遜するが、玄侑宗久氏をはじめ、『お寺さん崩壊』の著書でも知られる福岡県の住職・水月昭道氏など、豪華なラインアップだ。定点観測として創価学会の問題はほぼ毎号記事に盛り込むのも本誌の特徴。「折伏(しゃくぶく)」と呼ばれる創価学会の布教活動は、伝統仏教を「邪教」としてきたからだ。

●「4人に1人が読む」

 国内に仏教寺院は約7万7千寺あり、住職は約6万人。「そのうち4人に1人が読んでいる」(矢澤さん)といい、仏教専門誌としての存在感を示している。

 では、“文春砲”にも匹敵するといわれる見出しはどのようにしてつけるのか。

「十中八九、私がつけています」

 と矢澤さん。

 しかし、読者に興味を持ってもらえる見出しをつけているだけで、「うまい」と思ったことは一度もないと話す。

「ただし、俳人だった父の影響や、谷川俊太郎さんなどの詩が好きなこともあるかもしれません」(同)

 創刊43年。校了日は徹夜作業だというが、こうも言う。

「どんな状況でも、お寺が地域の核や心の拠点としての役割を果たしていけるよう続けます」

 御年68歳。意欲は衰えない。(編集部・野村昌二)

AERA 2017年8月7日号


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