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まだ行ける!住宅ローン借り換え コンサルやFP使って「480万円削減」も

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山口亮子AERA#住宅

住宅ローンの借り換えメリットの金額(AERA 2017年7月17日号より)

住宅ローンの借り換えメリットの金額(AERA 2017年7月17日号より)

 日本海にまた北のミサイルが着弾した。覇権国家アメリカでは“CNN”にラリアットする男が大統領だ。いつの世もリスクはつきものだが、いよいよニッポンもきな臭くなってきた。そんな時代に我が家の家計を、資産をどう守るか。苦難を乗り越え今に至る、隣の中国の「不動産投資」やインドの「金投資」から知恵をいざ、学ばん。AERA 2017年7月17日号では「中国とインドのお金を守る方法」を大特集。

 首都圏を中心に住宅ローンの借り換え需要が急増している。日銀のマイナス金利政策に加え、銀行間の競争も過熱し、住宅ローン金利がかつてない低水準に下がっているからだ。多くの人にとって住宅購入は人生最大の買い物。その負債額を圧縮できれば資産防衛にもなる。

「ローンの借入残高が1千万円以上ある、ローン期間が10年以上残っている、借り換え前後の金利差が1%以上ある、という三つのいずれかが当てはまれば、借り換えのメリットが出る可能性が高いとされています」

 こう説明するのは、ファイナンシャルプランナーの大倉修治さん(44)。確かに超低金利の今は借り換えチャンス。だが、

「ローン負担が下がるからと安易に飛びつくのは考えもの。借り換えをした人の多くがベストな選択をしているとは言えない状況です」

 ということらしい。

 借り換えでは、多くの人がインターネット上の比較サイトで銀行の金利を確認したりする。だが選んだ金融機関がその人にとってベストか判断するには「将来の家計状況の変化、金利変動といったローン返済上のリスクを踏まえて資金計画を立て、金利優遇などローンの中身を比較するべき」という。

●金利上昇で負債増も

 全期間固定金利型のローン同士の借り換えなら金利差は不変で、圧縮できる金額もすぐ分かる。だが、より低金利の変動型では、借り換え時にメリットが出たとしても、将来金利が上がれば負債額も増える。特に家族がいる場合などは、教育費や収入の見通しまで立てたうえで検討すべき、というのだ。


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